2016年08月14日

ベルセルク 6話 「火あぶりの夜宴」感想

日が落ちる直前、烙印者のキャスカを狙う亡者達が川の傍で生まれ始める。あの時のキャスカの子が傍に居てふっと消える…またネタバレしてますので宜しくです。
車輪裂きの亡者達を斬り飛ばしながら進むガッツの傍で気を失っていたイシドロは必死で追いかける。ひたすら走り続けるガッツは急に止まりパックに怒られるも、目の前には馬に乗った骸骨剣士…。「息災のようだな、もがく者よ」人外に仇為す骸骨の剣士は自分の目的についても察せられようと伝え、この先に使徒が居る事を匂わせる。「あるいはその元凶…」5人のゴッドハンドの事だ。「お前も見たのではないか?輝く鷹が生まれ出る夢を。それは啓示だ。この現世に鷹を意味する何者かが出現すると言う事の…」蝕が模されようとしている…あれがまた起こると言うのか?!骸骨の剣士は人の手で蝕を止める事は出来ないという。自分達が今ここにこうしているのが何よりの証、既に因果の中だ…とも。想い人は一人にする事だ、と意味深な忠告をして骸骨の剣士は去っていく。

ファルネーゼは朝食を摂りながら昨日モズグズに直訴して拷問に掛けられた母親の事を思い出していた。背後でファルネーゼを非難するジェロームの声は聞こえているようだが…。セルピコはそんな聖鉄鎖騎士団の面子の食器を引っくり返しつつ、ファルネーゼの傍で朝食。紋章官とはいえこちらも疎まれている印象。モズグズに会うため席を立つファルネーゼとセルピコだが、そちらでは拷問官が鴉に何やら餌を与えていた。礼拝堂にモズグズを呼びに行こうとしていた拷問官がご一緒しましょうと言いそちらへ向かう。容姿で集団の中では忌み嫌われていた者を拷問吏に取り立て、使ってくれたのがモズグズだと言う。この拷問吏も太陽の下では酷い水疱が出来てしまうのだ。マスク無しには表を歩けまい。この仕事を好きでもないし人を傷つけたくもないというその拷問吏は、しかし神が自分にお与えになった聖なる職務だと思い込んでいた。

礼拝堂に行くと五体投地のような朝礼をしているモズグズが居た。モズグズは一日千回、朝晩、この10年の間欠かさずに神に身を投げ出す。この塔は覇王ガイゼリックによって幽閉された賢者があらゆる拷問の中王の罪を神に訴え続け遂に天使を降臨させた場所。礼拝に力がこもってしまい既にモズグズは膝が壊れて走ることすらできない。だが彼はこの傷を愛おしむのだ。人々に厳格な神の法を適用するモズグズは人々に多くの苦痛をもたらす。この傷こそが自分にとっての戒めであり、信仰の証だと言う。ファルネーゼが何かに迷っているように見えてモズグズが問うと、人々の風評によると聖鉄鎖騎士団含む神に仕える者への悪意は止まらず、聖鉄鎖騎士団内部でさえも任務に異議を唱える者がいる現状を訴える。このような現状で人々を本当に救えるのだろうか?ただ徒に人々に恐怖を振りまき人心を疲弊させる事になってはいないか?とファルネーゼ。モズグズは困難な任務を嘆いてはいけない、神に問うてはいけない、ただひたむきに神の為にあり続ける。それが信仰だ、という。ただ神のみの為に…その光景を誰かが見ている。

難民のテントの中、周囲の人間に財産を分け与えているニーナ。ヨアヒムと言う男がニーナに話しかける。キャスカの手を引いて去ろうとするニーナに更に声を掛けようとするが、自分の体が性病に侵され相手にする事も出来ないと断るが、男は尚も言い募ろうとする。小声で本気なら夜中、川辺に来いと伝えるとニーナはルカのテントへ戻る。

真夜中の川辺、ヨアヒムとニーナ。「私と一緒に地獄に落ちることができる?」「君と一緒なら…」その後ろをルカがつけている。更にその後ろからキャスカ…。

手にランタンを持った幾多の人々が暗い洞窟に向かっている。大きな焚き火を囲んで裸で踊り狂う男女。幻覚を誘う麻薬の粉。黒山羊を模した邪教の神の像。「これを飲めばあなたは私たちの仲間よ」ニーナに勧められたのは人間のいろいろな部位の混ざった怪しげな飲み物。焚火の真ん中の大きな釜で茹でられていたのは人間だった…。絶叫して逃げ出すヨアヒムに「皆、その男を殺して!」と叫びニーナ。高い崖から落ちていく…。
「この高さじゃ助かるまい」「騒ぎを聞きつけて誰か来るかもしれない」「今日はもう戻ろう」ニーナは泣きながら呟く、「何よ…嘘つき」そこにルカが来る。「来ないで!…あたしあんたの事昔から嫌いだったんだから!なんでも知ったかぶりで人の事したり顔で仕切ってさ、そうやっていい気になって自分に浸ってるんでしょう…あんただってあたしと同じただの淫売じゃない!あたしが大声で叫べば仲間が戻ってくるわ…あんたなんか八つ裂きにされるわよ!」だがルカはニーナを平手打ちし、更にお尻を叩き始めた。「ごめんなさい…ごめんなさい…あたし…ヨアヒムを…」ニーナが謝るまで何度も。「心配掛けて…バカな子だよ…ほんとに。今は何も言うんだじゃないよ」

「なんだこいつは」「ニーナのところの淫売だ。病気持ちの物狂いだ。」包帯を巻き取られたキャスカは服も毟り取られ遠い記憶の蝕を思い出す…大量の使徒とフェムトに犯された夜。キャスカの烙印から血が溢れだし、烙印者を追う亡者がそこに溢れ男たちは共食いを始めた?!だがキャスカの目の前にあの時の子供が現れ…亡者の気が抜けた男たちは次々倒れていき、子供を抱きとめようとしたキャスカの目の前で子供は次元の狭間へと消えた。…そして何者かが崖下でヨアヒムを助けている。

「放て!」邪教徒の火炙りが行われている。「よくやるぜ」「団長殿のご生家は邪教徒狩りの家系だったらしく幼少の頃から進んで火を放っていたそうだ。黒い剣士探索が認められたのも3年前法王庁で反乱を企てた邪教徒どもを捕らえ全員火刑に処した功績によるものらしい…」「筋金入りのアレかよ…お近づきにはなりたくねーな…」アザンに怒られるまでジェロームは文句を言い続ける。父を火炙りにされて泣く子にお前も邪教徒だろう、違うと言うなら火を投げ込んでみろ、と言っている男に、セルピコが刀を突き付け「その子に咎はありません。父親の審問の際に調査済みです」と下がらせる。「恩に着せるつもりはありませんよ」

ジェロームが後日、セルピコの子供への対処を褒めると他人事ではないから、というセルピコ。自分の母親も邪教徒として3年前、自分の目の前で火刑に処された。ファルネーゼは火刑に処された人間に火を投げ込み、褒められた幼少の時のことを思い出している…私は間違っていない…!

その頃イシドロはやっとガッツに追いついた。


モズグズの礼拝後の顔は意図的に目の部分が消してあって(閉じてるだけとも言う)、3Dでもこういう効果をきちんと狙って作るのはいいですね。コレットのゾンビの目がそのままの時と比べて格段に人外感が出てました。モズグズに関しては顔芸が細かいので3Dだけでなく2Dでも割と描いてるのかなぁと…。
ただ呼吸とか、常に何かしら細かく体が動いているとか、どことなくゲームのムービーの作り込みなんですよねぇ…。やっぱり3Dモデルを弄ってると常に動かしてないと気になるのかもだけどアニメは止め絵の部分も大事だと思うのです…。

次週「黒き魔女」に続きます。


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posted by みずほ at 00:36| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | ベルセルク 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ベルセルク TBS(8/12)#06
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