2016年09月11日

ベルセルク 10話 「ヘルス・エンジェルス」感想

骸の並ぶ洞窟の中…骸骨の剣士が呼びかけると奥から異形の者が姿を現した。ルカには何が起きているのか判らない…「帰れ…ここは私の庭、生きている人間は帰れ…」トゲのついた何本もの触手のようなものが飛んでくるが全て骸骨剣士が剣で弾き飛ばす。恐怖に震える異形。またネタバレしてますので宜しくです。
剣で斬られたベヘリッドに似た異形がルカを抱えて奥へと逃げ去る。奴のあの姿は…と骸骨剣士。

ルカが目覚めた時、大量の蝋燭の炎に照らされた地下の部屋…僧侶の皮と骨で出来た恐ろしい神像。その下で卵型の異形が喋っていた。この世界の何者でもない誰にも必要とされない者。夜にゴミを漁り昼には穴の中でじっと息を殺した。私の穴はいつの間にか上の人間どもの墓穴にされていた。私は穴の底で骸に押し潰されていった。しかし意識が消えかかる中、私は出会ったのだ。

ベヘリット。5人の天使。天使たちは私に世界を知らしめた。そして知った。今自分は何者でもない世界で消えゆく存在だと。そして産声とも断末魔ともつかぬ声で叫び、天使たちはそれに応えた。お前の望みを叶えようと。完璧な世界を孵化することだ。そう、私は卵。完璧な世界の卵。私は新たな世界を生み出す存在として選ばれたのだ。この世界は余りに不完全だ。理不尽な死、そこから逃れるための生ある者の苦痛と恐怖。その混沌を覆い隠すために創られた欺瞞に満ちた秩序。そして歪んだ秩序に安寧し死を押し付け合う人間達…世界は醜かった。

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復讐では無い。救うのだ。醜くあざとい怯えながら縋るもの、私たちが真に求めるものはただ一つ、それはこの世界に決定的に足りない最初で最後のかけら、即ち神…卵の口の中の舌に烙印が見える…。

モズグズと拷問吏は合計7名、全部に羽が生えガッツ達を襲う。複数が同時にガッツを攻撃するがなんとかいなし、数を減らしていく。ジェロームとイシドロが恐れながらその様子を見ている。ファルネーゼはガッツの現れるところ周知だった筈の世界が壊れていく恐怖に囚われる。信仰と言う仮面が崩れ落ちただ闇夜に怯える子供が照らし出される…。

イシドロが止めるジェロームの股間を蹴って戦闘に参戦しようとする頃、モズグズがキャスカを抱えたまま怒りに震えていると、周囲の拷問吏がこれは自分達の仕事だからモズグズは自分の勤めを果たすべきと進言。キャスカを連れ飛び立つモズグズ。

キャスカとガッツは完璧な世界を実現する為の何かを降臨させる器だと卵は言う。ルカがキャスカをこの地に連れてきたのも運命なのだと。もうすぐそれは現れる。白く輝く鷹…虫けらのように踏みつけられてきたより多くの魂が、それを求める時…この世界には居もしなかった私と言う存在と引き換えに新たな世界が孵化するのだ。何故私をここに?どうしてそんな話を聞かせるの?ルカが疑問をぶつけると、骸骨の剣士が急行してきた。…誰でも良い…誰かと、俺が消える前にただ話を…逃げ去った卵を見てまだ力があるのか、という骸骨剣士に、貴方達は何者なの?と聞くルカ。だが現し世の者には関わりなきこと、と一蹴される。だがこれから起こる事如何によっては理が変わるかもしれない…

地が揺れ、その場のベヘリットを飲みこんだ骸骨剣士はルカを抱えると洞窟の外に飛び出した。ルカが礼を言い掛けるとまだ早い、と…そこには巨大な卵…

ガッツの顔に食い込んだ鳥のような足爪。左目を潰すと脅されてもガッツはずっとキャスカを見ているが、他の拷問吏がガッツを拘束し、モズグズはキャスカとイシドロ(とパック)ごと空へ。

「これより僧侶殺害の罪によりあなたを車輪轢きの刑に処します」宣告され車輪を持った拷問吏がガッツに撃ちかかる。抵抗もせず、ガッツは壁に吹っ飛ぶ。3度目の車輪は避けられねぇ…なら…義手に仕込んだ大砲で車輪ごと吹き飛ばし拷問吏を竜ころしで切り裂いた。ジェロームが驚愕し、ファルネーゼとニーナが恐怖に震える。更に炸裂弾で別の拷問吏の頭を吹き飛ばし、両断。更に別の拷問吏の首を斬り飛ばし、…だが地震で塔が崩れ始める。この地に渦巻く怨念の塊が塔を飲みこもうとしている。烙印者がここまで集ったとはいえ門を開かずここまで色濃く形を為すとは…骸骨剣士も驚いている。時が満ちる。骸骨剣士の馬が走ってきて剣士とルカを乗せ怨念に追いかけられながら逃げていく。卵がそれを見ている…「始まる…」

地下監房から逃げようとした邪教徒を拘束した聖鉄鎖騎士団。ファルネーゼが塔の上に居て、居ないのでアザンに報告がされている。地震が起こり、先ほどの巨大な怨念がアザン達の目前に。一目散に退避する聖鉄鎖騎士団。崩れかけた塔の最上部では落ちそうになったファルネーゼをセルピコが支え、空を飛ぶモズグズが崩れた塔を囲む怨念の塊を見下ろす。塔の外の難民窟では怨念に取り込まれた人々が周囲を襲っていた。難民窟の火事が烙印の形に広がり、手の平の形に崩れ落ちた塔の上…ガッツが烙印の形をした火事を見ている。難民窟の人々がアルビオンへ雪崩れ込んできて更に横合いからは先ほどの巨大な怨念が聖鉄鎖騎士団に迫る。怨念に巨大な隕石のようなものが当たり、怨念は止まる。モズグズがゴッドブレス!と言いながら炎を吐きだしたのだ。モズグズはイシドロを放り出し、「神の僕達よ、恐れる事はありません。邪教の者どもが如何なる重畳の技を用いようとその信仰に一点の曇りなくば神は必ずあの力を打ち破るべく力をお示しになります。御覧なさい!これこそ邪悪を祓う破魔の翼なり!これよりこの場所に蔓延る邪悪の元凶であるこの魔女の火刑を執り行う。忌まわしき怪異に終止符を打ちます。」キャスカを必死に追うガッツを無視し怨念を炎で焼き払い、魔所を焼く柱を打ち立てるよう言うモズグズ。

キャスカの髪は乱暴に引っ張られ火刑場に引き立てられていく。拷問吏の死体を飲みこんだ怨念が何かの形状を為していく…天使が4人!こういう事か!竜ころしで切り刻むガッツだがまるで手ごたえなく再生する天使…残念だがこの祭りの筋書きを変える法は人の手には無い…これより起こるは影、死せる太陽に照らされし彼の地より遠く地上にさしたる影にすぎぬ…

そういえばこれだけ近づいているのに烙印の激痛が無い…

想い人は一人にする事だ。

こんな時に、俺は…

キャスカの元へ走るガッツ、間に合うのか…?


あの時の蝕と同じように天使が4人。あと一人は…?そしてこんな時にまで一瞬グリフィスの事を考えてしまうガッツ、それも「想い人」に入るのか?
うーん今回も拷問吏戦は割とスピード勝負な感じで3D部分はちょっと判りにくかったです…2D部分も割とあったかなーとは思いました。ところどころ入ってると鬼気迫るものがある筈なんですが、ちょっと稚拙さを感じないでもなかった…2D部分。DVDになったら直るのかなぁ。
あと卵の造形はあまり覚えていなかったのでベヘリットに似てはいるけど触手があったり足のようなものが生えていたり、人間らしさを見せる部分があったりで面白いですね。まぁ何よりも原作が今後もちゃんと連載続くのか考えると怖いんですが…。
次週「イデアの影」


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posted by みずほ at 00:52| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ベルセルク 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ベルセルク 第10話  『ヘルス・エンジェルス』
Excerpt: 骸骨剣士、ルカを助けたのに 魔物に襲われて知らん顔するのは、気まぐれで 1度だけ助けたのでしょうか? ルカが拉致された場所は、邪教徒の聖地? モズグスと..
Weblog: 奥深くの密林
Tracked: 2016-09-11 10:21

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