2016年10月13日

「夏目友人帳」伍 第二話 「悪戯な雨」感想

放課後、西村が夏目に奢って攻撃していると笹田が雨が降るよ、と予告して帰っていく。北本と西村と3人での帰り道、本当に雨が降ってきて走って帰ろうにも雨足はどんどん強くなる。またネタバレしてますので宜しくです。
そこに謎の女の子登場。西村に赤い傘を貸してくれた。そして自分は折り畳みがあると言ってバスに向かって走っていってしまった。「返さなくていいですから!」北本と夏目はカバンを頭の上に掲げて走り出すが、タオルが夏目に投げられたと思ったら、うつむき加減で着物を着た妖怪?が夏目の前に現れた。タオルを返す間もなく西村に引っ張られていく夏目である。

帰宅後に着替えてタオルを返しに行く夏目。ニャンコ先生はやめておけ、放っておけというが玄関見たらもう持ち主の妖怪っぽいの来てたーー!!濡れた子供の下駄に濡れた足跡。家の中まで足跡が続いている。先生になんでこんなあっさり入られてんだよ!と八つ当たりするが名を返してもらいにくる弱い妖怪も居るんだから緩めにしているんだ!勝手に追い返すと怒るくせに!と喧嘩に。

足跡はいっぱいついているがどこに居るのかよく判らない。塔子さんを怖がらせてもいけない。一度部屋に戻ると机の下から子供の手がのぞいてるー!?そっと机の上にタオルを置いて先生と外に出る夏目。西村達にもタオルは見えていたのでもともとは人間の持ち物の筈だ。だが先生が怒って脅かしたので子供の妖怪?は押入れに逃げ込んで出てこなくなってしまった。「貴様が夏目か?」子供に見えるのに意外と口の悪い妖怪は頼みがあって夏目を探してきたのだと言う。もともとこれは人のもので、返すために一緒に探してほしいと。凄くいい男だからすぐ見つかるはず、というが雲を掴むような話で似顔絵も酷いし断る夏目。だが子供は話だけなら聞く、という夏目にすっかり乗っかる気で夏目を両手で軽々持ち上げ、先生と喧嘩が始まる。夏目めっそり。

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塔子さんと滋さんに断って夏目は子供妖怪と先生とお出かけ。繁華街を抜け、町はずれの方まで歩いてくると古びたバス停があった。そこで出会ったのだと言う。50年ほど前から通っているのを見ていたのに、1年ほど見かけなくなったという。そんなつい最近まで見掛けていたと言うならこの近くに家があるのかもしれない。子供妖怪と周囲を歩いて探しまわる夏目。名前も判らず誰にも聞く事も出来ず。歩き疲れてぐったりした夏目を気にする風でこときれてしまう、などと勘違いしている子供妖怪は、人について何も知らないのだと言う。人はどれほど生きるもので、あの人は生きているだろうか?気にする子供妖怪に、判らないけど会いたいなら探してみよう、と夏目。

すると向かいから歩いてきた女子学生から件の男の匂いがする、という。先生が言うには夏目からもレイコ臭がしているものらしく、もしかして孫か?ということでついていってみることに。行ってしまうと思って夏目は急いで声をかけるが、「あなたにお爺さん居ませんか?」と言う露骨な質問で怪しまれてさっさと行ってしまった。仕方なくもう一度出直して話を聞いてみると子妖怪に約束する夏目。

学校へ行くと西村がものすごくどんよりしていた。以前傘を貸してくれた例の女の子に傘を返せたのはいいのだが、彼氏と一緒だったらしい。もう一度女の子を待ち伏せして事情を聞いてもらおうとすると、祖父に夏目の話をしたらしいのだがそんな男の子のことは知らない、と言われたらしい。なので開口一番嘘つき呼ばわりされた夏目だが、健在なのが判っただけで嬉しい夏目。もう呼び止めないで、と行って去っていく女子を引きとめようとすると今度は子妖怪が夏目をもういいです、と引きとめた。生きているのが判っただけで十分だと。夏目は、一体どんな人なのか子妖怪に聞いてみる。

ある雨の日。気持ちのいい雨にはしゃいで走りまわっていた子妖怪をバス停に連れていってタオルで濡れた頭を拭いてくれた。バスが来て男は行ってしまった。手ぬぐいは柔らかくて温かくてとても良いものだったので返してやろうと思い、翌日バス停にまた出かけた。すると件の人は居たが子妖怪を一瞥もしなかった。妖が人の目に見える事はめったにないのだ。強い妖怪は姿を見せる事も出来るが、弱い妖怪は天候で人目にとまる事がある。昨日の雨の日が唯一の人との邂逅日だったのだ。それから雨が降る度に子妖怪はバス停に出かけた。雨の日にはしゃいでいればあの人の目にとまるかもしれないから。本当に手拭いを返したいのならそっと置いて去れば良かっただけだったのに。何年もあの人を見ると、置いて去る事が出来なかった。でも、もう良いのです。無事が判っただけでこの1年の心の痛みが軽くなった。

そういう子妖怪に「ここで待ってて」と言い置いて女の子を追いかけていく。「貴方のお爺さんにとてもお世話になっている知り合いがいるが、ここに来られない」と告げると、彼女の祖父が風邪をこじらせて入院している事を知らされる。でも良くなって近々退院するらしい。山都第二病院に入院中の黒崎宗吾さんと言うそうだ。明日、病院に行ってみよう。子妖怪は押入れが気に入ったらしく、夏目の部屋の押し入れを占領して明日を待つ。

布団に入って夏目は考える。お見舞いに行っても姿は見えないだろう…多軌の陣を借りてみようか、でもあれも絶対じゃない。それに多軌を傷つけた物…人と妖、触れ合わなかったら思いを残さずに済んだのに。先生を知らず知らず呼んでしまう夏目。

手拭いを夏目に託して渡してほしい、と頼む子妖怪。姿を見たら決心が鈍るだろうし、嬉しくてきっと泣いてしまうだろう。自分の事を思い出してくれたら…「初めまして、夏目貴志と言います」「ああ、孫娘から聞きました」「実は叔母が小さい頃、これを貸して頂いて。借りっぱなしで気がかりだったらしくて」「おや、それはそれは」「覚えていらっしゃいますか?そのタオルを貸した事」「さぁ…よく覚えておりませんが、ご丁寧にありがとう」ふと前を見ると子妖怪がベッドの横に居た。やっぱり来てしまったようだ。宗吾さん、と子妖怪が話しかけると窓の方を見て「おや、雨だ」という男。「きっとすぐ晴れますよ。お元気で」

「帰ります。夏目様、ありがとう」雨が上がり、晴れ間が見えていた。

もう一度病院に行く夏目。「タオルをお返しした証を一筆だけでも。叔母に渡すものがほしくて」切羽詰まった顔で頼みこむ。「これでいいかな?まだおろしていないのがあったはず…」

「まだいるか?!聞こえるか?」バス停で子妖怪を呼ぶ夏目。おろしたてのピンクのタオルを渡してやると「今日が晴れていて良かった、綺麗なタオルが濡れなくてよかった」と泣く。


また泣いちゃうやんけ!
人と妖怪の邂逅はほんの一瞬で、時の流れが過ぎるのも妖には一瞬で。人間はあっさりとその間に置いて死んで消えていく。当たり前のことだけど、いつものことだけどどうも夏目には弱いです。ただ雨の日にタオルを1枚貸して貰っただけの出来事。長い年月の間でいつの間にか忘れられてしまうような。でも妖は忘れなかった。ただ一回その日だけ、人間にやさしくして貰えたその日のその人の事を。
今回も先生は微妙でしたね。添え物的なw斑に変身する機会が減っているぞ先生w

次週「祓い屋からの手紙」に続きます。またしてもトラブル祓い屋か…?!

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posted by みずほ at 23:52| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | 夏目友人帳 伍 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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