2016年10月21日

「夏目友人帳」伍 第3話 「祓い屋の手紙」感想

ある日の川べりを歩く夏目。アキアカネが飛んでいてもうすっかり秋。ニャンコ先生が塀の上を急いでいるのを見つけて夏目が声をかけると、気になる事があるといって一目散に走って行ってしまった。「ガキは家でじっとしてろよ!」と言い置いて。またネタバレしてますので宜しくです。
塾へ行く途中の西村が来て合流。何か喋ってたみたいだけど…とそこは独り言と誤魔化し、西村は塾に居る可愛い女の子の話題。西村に妖怪が見える事を知られたくない夏目は未だに秘密である。

掃除中の塔子さんに頼まれて郵便受けを見た夏目は、住所も切手もない夏目宛の手紙を見てぞっとする。的場からだった。的場からの手紙が気になった夏目は早々にニャンコ先生を探しに行く。すると森の木々の合間に妖怪を祓って封印している人間を見つけ、その際の風で手紙はどこかに飛ばされてしまう。手紙を探していると先生がやってきて、夏目が手紙を無くした事を伝えると「手紙など読む必要はない、私が破り捨ててやってもよかったくらいだ、ほっとけ」という。先生は何故ここに居るのかと言うと、先ほどの未熟な祓い屋が妖を封じが甘いまま壺ごと捨てていったのだ。怒り狂った妖があと2,3日もすれば飛び出してくるだろう。家や西村の通学路も近い、ちょっと遠出する、といって壺を持ち先生をつき合わせる夏目。

先ほどの未熟な祓い屋は仕事の腕を誰かに自慢していた。祓い屋の会合にも呼ばれているようだ…。

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夏目は例の壺を持って名取の家に相談に。電話してもインターホンを鳴らしても繋がらないが、柊が居て電話を切って爆睡してるだけなので部屋番号を押し続ければ出る、と言う。寝起きから一瞬で爽やか好青年になった名取がお茶を淹れてくれるが、先生が勝手に寝室以外の部屋も開けようとするとそこはどうやら祓い屋の仕事の為の道具部屋。一瞬でドアを閉められた。

知識を得て参入してくる新参や、有能な後継者探しをしている祓い屋が、こういう事をさせているようだ。名取は壺を見て言う。中途半端な腕試しをして名を売ろうとする者も。名取は封じ直すと言って仕事道具を取りに行った。夏目は的場の手紙が相変わらずとても気になる。名取に相談してみていいだろうか…。

壺の中身の気配がとても強くなり、その時電話が鳴った。留守電に切り替わり、何かの呪文のようなものが電話口から聞こえる。壺が激しく震えて…ヒビが入り、割れた。中の妖が勢いよく飛び出し、だが名取が隣室の陣へ誘導してくれた。妖は無事封じられたが、名取が言うには近頃業界は物騒で、同業者が呪詛を電話で吹き込んだりして来るのだと言う。だから寝る時は電話線を抜いているらしい。壺が呪詛に反応したのはたまたまだ、と名取は言う。何故そんな事をする人が居るのか夏目が聞くと、名取家は古い祓い屋の家系だったが見える人間が生まれなくなり、廃れた一族は廃業したけれど今は名取が動いている。他の祓い屋の中には面白くないと感じる連中もいるらしい。逃げ出した一族だと散々バカにしたのに、腕のいいのが復業したので妬ましいのだろう。名取家と何代も前から確執があるのかもしれないし、名取自身は覚悟はしている。

ただ、最近は祓い屋同士でもいろいろあって禁術に手を出す者も出てきた。普段妖怪を見えない人に妖怪を見せる術。多軌のお祖父ちゃんの伝えていた術だ。一見便利に見えるけど弊害があるのだろう。名取は多軌を知らないので誰も成功させたことのない幻の術だと笑う。夏目は禁術だと初めて知って暗い顔をする。

他にも祓い方や契約方法で禁術とされているものもある、と名取。その手のものは無縁の者も祟られかねない危険なものだ。祓い屋が妖と主従関係を結ぶ時には仮の名をつけてやり、決して本名を縛ってはならない、とか。本当の名前を縛ると握りつぶすだけで死んでしまうとか、だがこれも相当な力の要る幻の術で…名取の語るそれはまんまレイコのそれだ。友人帳なのだ。そっと友人帳の入ったバッグを抑えながらニャンコ先生と目くばせする夏目。今となっては祓い屋に巻き込んで悪かった、と言う名取。自分の味方に、力になって欲しかったんだと言う名取。でも今は君の力になれるのがうれしい、と名取。

帰りの電車の中で、祓い屋にもいろいろ居るけれど名取と話せてよかったと思う夏目。結局的場の事は話せなかったけど、自分で乗り越えるべき事なのかもしれない。だがしかし、例の手紙は壺の中にあったのだった。そして名取家に置き忘れられていた。

「おや、随分遅いお帰りですね。依頼書は読みましたか?迎えに来ました」なんと的場である。ここで話をするのもなんだから車を待たせているという的場に、ニャンコ先生が、行ってやればいい、人数が多いほど私の腹が膨れる、と。的場はそれは困りますね、とさっぱり困ってない風で言った。

藤原家の前で暴れられても困る夏目は的場についていくしかない。的場は夏目に会合に来て欲しいのだと言う。最近有力な術師が何者かに襲われる事件が多発している、調べてみると主犯は祓い屋の中に居るようだ。しかも厄介な事にその祓い屋はおそらく妖怪に操られている。祓い屋仲間で犯人探しをする、しかも妖怪に憑かれている人間は見破るのが難しい。なので有名な祓い屋を集めれば襤褸を出すのではないかと言うのだ。勝算のない事はしない、有力な妖力の持ち主の夏目にも会合に出てほしい。明日また迎えにくる。藤原家の人にも夏目が妖怪を見える事を話し、貴方達に夏目を守る力がない事を伝えよう。明日正午にあずまやで待っている、と的場。いなければ藤原家に行くと半ば脅迫である。先生は的場をじっと見つめると、夏目の後を追った。

いろいろありすぎて一人で部屋で考え込んでしまう夏目に、塔子さんが階下からご飯に呼ぶ。滋さんがベタ褒めの炊き込みご飯である。滋は仕事がひと段落したら皆でブドウ狩りに行こうと言う。この穏やかな日々を守る為、夏目は会合に出掛ける。


妖に仮の名前をつけ、本名を縛ってはいけない。主従と言うとどっちが主でどっちが従か微妙な関係ではありますが夏目は斑を直接そう呼ぶことはないし、名前を奪おうとした事もない。それがたまたまとても良い関係になれた。夏目自身の性格が幸いした事、とも言えるけど、多軌とレイコは禁術に手を出し、実際多軌は危ない目に遭い掛けていた。禁術と言うと物騒だけど、何代にも渡って祓い屋が決めたルールがあるなら確かに近づいてはいけないものなのだろうなーと言う気はします。レイコがどうして若くして亡くなったのか、やっぱり知りたい気はしますね。
さて、藤原家を人質に取るような形で卑怯な手で夏目を呼びつける的場。名取が来てると良いんだけど…。来週が気になりますね。

次週「連鎖の陰」に続きます。

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posted by みずほ at 22:59| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 夏目友人帳 伍 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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